令和6年度 奈良市にて功労表彰をいただきました
令和6年度の奈良市表彰にて、学校医を長年に務め『学童の健康保持に対する貢献』が評価され、11月3日 奈良市庁舎にて功労表彰をいただきました。
奈良市で小学校の校医を努め始めてから21年が経ち、今も小学校や幼稚園で内科健診、就学前健診、感染症対策の相談など、日々子どもたちの健康を支える活動を続けています。
私は、「子どもが好き」という概念でこの仕事をしているわけではありません。子どもたちは未来の大切な存在ですから、健康面から支えることが使命だと思い、全力で向き合っています。
また、女性医師として子どもたちや保護者の皆さんに安心感を与えられることも大切に感じています。特に、女子児童の健診を私が担当することで、保護者の方々から安心の声をいただくことが増えました。小児科の女性医師がまだ少ない中、こうして安心を提供できることに、責任と誇りを感じています。
クリニックでの診療以外に病児保育園の運営、奈良市保健センターでの健診業務など、目には見えない部分も多いですが、これらの活動が少しでも奈良の子どもたちが笑顔で健やかに成長していくための役に立てばと思っています。様々な活動の中で批判や誤解も受けることがありますが、見えないところで日々尽力することこそが、未来を支える基盤であると信じ、これからも努めてまいります。